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白子川周辺の水路敷群(不動橋〜弥生橋)
地図その1
OpenStreetMapで白子川の不動橋から別荘橋付近を見る。
白子川の左岸、都道108号(長久保道)から放射7号線にかけて梯子のようにひろがっている水路敷群を巡っていこう。まずは長久保道が白子川を渡る別荘橋まで。
不動尊
白子川にかかる不動橋を北に向かった突き当たりにある不動尊。左右にある標柱に成田山の文字が見える。
向かって右が不動明王像、左が聖観音菩薩だそうだ。
この写真は2013/1/19撮影。
東側の水路敷
不動尊の東側にある水路敷。途中の丁字路から北側を見たところ。南側は白子川とはかなりの高低差があり、行き止まりになっている。
ここからの写真は2016/10/10撮影。
別荘橋東側にも同じような行き止まりの水路敷がある。写真中央のフェンス部分がそれで、この辺りではこのような水路敷が多いようだ。
水路敷
不動尊から西に向かい、道路が南にカーブしてすぐのところで、西に向かって水路敷が延びている。
ここからの写真は2013/1/19撮影。
地蔵尊と庚申塔
水路敷を進む前に別荘橋まで寄り道。白子川南側に地蔵尊と青面金剛庚申塔が並んで立っている。
別荘橋はこのあたりの古道である長久保道が白子川を渡るところで、江戸時代から多くの人がここを通っていたのだろう。
雪道
水路敷に戻って雪道を進む。1/14に降った東京地方としては大雪(積雪8cm以上だったそうだ)の名残が残ったままで、陽当たりの悪い水路敷ではガチガチに凍り付いていた。
八坂神社
水路敷の途中で八坂神社の鳥居に出会う。境内には高さ12mという練馬区でも最大の富士塚があるというので、今度また行ってみようと思う。
中里富士
後日改めて中里富士を拝みに行った。鳥居の向こうに見える小高いピラミッド状の構造物がそれ。
頂上に人が立っているのがわかるだろうか。ビルの4階くらいの高さはあるわけで、結構大きい。
この写真は2016/10/10撮影。
東側
八坂神社の前から東側の水路敷を見る。
ここからの写真は2013/1/19撮影。
西側
八坂神社の西側。すぐに長久保道に出るが、練馬区お馴染みの水色の水路敷ペイントが路地ごとに塗られているがわかる。
別荘橋西側
長久保道に出て、別荘橋の西側で白子川に向かう水路敷へ。
ここからの写真は2013/6/22撮影。
行き止まり
この水路敷、白子川には出られず行き止まりになっていた。
河川敷
別荘橋まで戻って白子川左岸の河川敷を見て見ると、隙間はあるのだが通行できるようになっていないのがわかる。
地図その2
OpenStreetMapで白子川の別荘橋から弥生橋を見る。
長久保道と外郭環状道路のあたりが白子川の旧流路の一部になっているため、その間を梯子のようにつなぐ水路敷が多く残っている。
その2
別荘橋西側の水路敷その2。
この写真は2016/10/10撮影。
中里泉公園
水路敷その2の川向こうにある中里泉公園。このあたりは旧流路がやや南に寄っていた場所になるらしく、親水公園として整備されている。
この写真は2013/6/22撮影。
その3
水路敷その3。蕎麦屋の軒先から始まるこの水路敷は、行き止まりでなく西側の中里橋まで道がつながっている。
ここからの写真は2016/10/10撮影。
分水口
中里橋の北側、たもとにぽっかりと分水口が開いていて、轟々と水が流れ込んでいた。が、これはいったいどこへ流れていくのだろう。
猫暗渠
水路敷その4。白子川の河川敷とつながっている水路敷には猫がいた。写真は白子川からみたところ。
やっつけ
長久保道に向かう途中のペイント、どことなくやっつけ感があるのはなぜだろう。
その5
水路敷その5。万年橋東側にひょろひょろと伸びている。
もみじ山
さて、長久保道のもみじ山停留所から南へ向かう水路敷。ここは遊歩道として整備されている。
ここからの写真は2016/10/9撮影。
交差点
この水路敷、万年橋から西へ向かう道路になっている水路敷と交差点になっている。年代の異なる水路なのだと思うが、過去の水路と現役の水路の交差点というのはありそうで、なかなかない。
万年橋側から
万年橋側から水路敷交差点を見る(交差点は右へ向かう路地の先)。
この道路は補助230号線の延伸区間になっており、道路の左(南)側では用地買収が進んでいる。
道路の中央に水路がある珍しい道路だが、補助230号線が開通すると失われてしまう景色になりそうだ。
万年橋のたもとに上の写真の水路の出口があった。この水路は、外環を超えて西側の大泉桜高校にあった湧水池から流れていたものだ。
この写真は2016/10/10撮影。
水路交差点その2
遊歩道の方を南へさらに進んでいくと、またもや水路敷同士の交差点に行き当たる。写真では分かりにくいが、写真中央部分がそれ。
ここからの写真は2016/10/9撮影。
東
交差点の左(東)方向。すぐ先に白子川が見える。遊歩道は途中で終わっているようだ。
白子川から
白子川から西方向を見る。一般道のようになっているが、道路のやや右寄りに舗装の切れ目があり、右側が水路敷だったのではないかと思わせる。
外環から
交差点から右(西)側に進んで外環道の側道から振り返ったところ。遊歩道というほどではないが、きれいに整備されている。
入り口部分だけやや盛り上がっているのはなぜだろうか。
橋?
ふたたび遊歩道を南下。次の交差点は元は橋だったのだろうか、欄干のような位置に舗装の切れ目が残っている。
終点
遊歩道は白子川に行き着いて終わり。
河川敷
水色のペイントは水路敷ではなく河川敷だった。
階段
遊歩道の出口からすぐ南側に別の水路敷があるが、かなりの段差を階段で繋いでいる。
細道
外環側道から見ると、細い水路敷になっていた。
バリアフリー
その次、さらに南側の水路敷は白子川に向かってバリアフリー仕様になっている。
途中から
外環側道から見ると、途中まで一般道路になっている。
全薬工業
白子川まで戻って、右岸側に広がる全薬工業中央研究所の敷地を見る。敷地の東側を通る道路は崖下にあり、このあたりからの湧き水を南側にある「あかまつ緑地」へ供給しているという。
半分階段
全薬工業の正門に向かってかかる全薬橋の北側にある水路敷は半分だけ階段になっている。
上り
外環側道からこの水路敷を進んでいくと、途中に不自然な上り坂がある。理由はよく分からない。
ペイント
全薬橋南側の水路敷は河川敷と同じ高さにあり、水路敷のペイントが描かれていた。
STOP
白子川の西側にある路地から水路敷を見たところ。路地と水路敷の間には大きな段差があり、自動車が突っ込んでいかないように車止めが置かれているが、なぜか「STOP」の文字は手書きだった。
段差
水路敷側から段差を見る。階段にしてもよかったのではないかという気がしないでもない。
あかまつ緑地
対岸のあかまつ緑地。
水路敷
あかまつ緑地の向かい側にも、ペイントのある水路敷が。
丁字路
途中にある丁字路状の行き止まりにも水路敷のペイント。
向下橋
向下橋。ここから南側は河川敷が通れなくなっている。
向下橋南
向下橋を渡る道路を外環側道へ向かう途中。板金工場の裏に、南へ向かう水路敷がある。
北側は一般道路になっているが、かつては旧流路から水路がつながっていたようだ。
分岐
途中、白子川に向かって東へ分岐する苔むした水路敷があった。
弥生橋へ
戻って南へ進む。水路敷は途中で一般道路に代わり、弥生橋へ向かって終わっている。
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