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神田川周辺の水路敷群(弥生町の支流)
地図
OpenStreetMapで柳通りと中野通りの間を流れる弥生町の支流を見る。
国府道北側にある「みなみの広場」脇から始まった水路は神田川へ北向きに流れているが、神田川との合流点から国府道へ向かって見ていこう。
出口
神田川の対岸(左岸)から支流の出口を見る。大きな排水口が現役の水路であることを物語っている。
水路敷の方はフェンスがあって神田川から直接入ることはできない(反対側は封鎖されていない)。
この写真は2025/4/16撮影。
本郷通り
本郷通りから支流の上流方向をみたところ。水路敷が南へまっすぐ続いているのがわかる。
ここからの写真は2023/12/6撮影。
コケ
薄暗い苔むした水路敷を進んでいく。
カーブ
明るくなったところで水路敷は右(西)へ曲がっていく。
くねくね
住宅の間をくねくねと進む。
薄暗
道路を渡って再び薄暗い水路敷へ。
セットバック
水路敷右(西)側はセットバックしているが、元の水路敷は幅が狭かったことがわかる。
狭
セットバック部分が終わり、水路敷は本来の幅になった。
突き当たり?
写真奥で一見水路敷が突き当たりになっているように見えるが…
続き
少し右に曲がって続いていた。
栄町公園
水路敷は方南通り北側にある栄町公園に突き当たる。中野データマップで水路として扱われているのはここまでとなるが、水路敷らしい道は方南通りの南側に続いている。
方南通り
方南通りから南側の水路跡を見る。ここからは車も通る道路になっている。
S字
ゆるやかなS字カーブを描いて南へ。
塀
どうろはいきなり塀によって遮られるが、その左(東)側に細い水路跡と思われる通路が残っていた。
新設道路
古い住宅が密集するエリアを東西に横切る新設道路(区道)の向こうはやや西寄りにずれ、写真右に見えるシェアサイクルの横に出口がある。
苔
再び苔むす細道を進む。
隙間
またもや現れる新設区道を渡る。なお、道路の南側は通路になっているものの、地籍図で見ると左右の住宅敷地に合筆され私有地になっているようだ。なかのデータマップでその部分も含め指定外道路として扱われている。
みなみの広場
その先で水路跡は「みなみの広場」脇で国府道に出る。和泉川本流でも紹介したが、国府道は青梅街道の成子坂下バス停付近から幡ヶ谷氷川神社前を通ってここまでくる道で、国立国会図書館デジタルコレクション所蔵の「渋谷区史跡散歩 (東京史跡ガイド ; 13) 」(佐藤昇/学生社, 1979)P49によれば府中国分寺までつながる江戸時代の古道であるという。
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